スマートリモコンの仕組みとは?Natureスタッフが説明してみた。

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最近になり、IoTやスマートホームという言葉がよく飛び交うようになってきました。
その中でも、「スマートリモコン」はご存知でしょうか?

Nature Remo(ネイチャーリモ)もスマートリモコンの一つで、手軽にスマートホームを実現できるIoT製品になります。  

そこで、この記事ではNature Remoを例にしながら、スマートリモコンとは何かを簡単に説明していきます。

【こんな人に読んでもらいたい】

  • スマートリモコンという言葉は聞いたことがあるが、なんなのかよくわからない
  • スマートリモコンは知っているが、具体的に何ができるかがぼんやりとしている
  • スマートホームをお手軽に始めるために、スマートリモコンのことを知りたい

1. スマートリモコンとは?

スマートリモコンとは、簡単に言うとスマートフォンから家電の操作ができるようにするリモコンのことです。

テレビやエアコン、照明などの赤外線で操作されているリモコンを1つに集約し、スマートフォンなどのアプリ上から家電を操作することができます。

そのため、今ある家電をスマートリモコン一つでIoT化してしまうことが可能になります!

スマートリモコンがあると、どんないいことがあるかを以下に並べてみたので、参考にしてみてください。

  • 家に帰る前に外からエアコンの操作ができる
  • スマートスピーカーと連携すれば、手が塞がっていても、音声で家電操作ができる
  • 「20度以下になったら暖房をつける」みたいな温度センサーを使った家電の自動操作ができる
  • 人感センサーや照度センサーを使って、防犯や見守りのための家電の自動操作ができる

などなど、たくさんありますね。

2. スマートリモコンNature Remoの仕組みとは?

ではスマートリモコンはどんなふうに動作しているのでしょうか。
Nature Remoを例にとって、見てみましょう。

手始めに、通常のテレビのリモコンを考えてみたいと思います。

  1. チャンネル1のボタンを押す
  2. リモコンから「チャンネル1の情報の赤外線」が送信される
  3. テレビ本体がその赤外線を受信して、テレビをチャンネル1にする


通常はこの3ステップでテレビを操作しています。

スマートリモコン仕組み

Nature Remoのようなスマートリモコンでは、

  1. Nature Remoアプリのチャンネル1のボタンをタップする
  2. インターネットを通じて、Nature Remo本体に「チャンネル1の情報の赤外線」を送ってくれ!というリクエストが届く
  3. Nature Remoが「チャンネル1の情報の赤外線」が送信される
  4. テレビ本体がその赤外線を受信して、テレビをチャンネル1にする

この4ステップで操作します。

3. 声で家電を操作することもできるの?

スマートリモコン単体では声で操作することはできません。

ただ、Google HomeやAmazon Echo、Apple HomePodなどのスマートスピーカーと連携して声で家電を操作することができます。

そのため、

  • 買い物袋で手がふさがっている状態で家に帰るときや、
  • 赤ちゃんの世話で手がふさがっているとき

などにはすごく役に立つかと思います。

4. 室温や時間をトリガーに、家電を自動操作することもできる?

スマートリモコンの中にはセンサーが搭載されているものがあります。
そのセンサーを使って、家電の自動操作を行う機能がついているものもあります。

  • 部屋の中が寒くなってくると勝手に部屋の暖房がONになったり、
  • 暗くなると自動で照明をつけてくれたり
  • ある時間になったらエアコンを消してくれたり

と自動で家電を動かすことができるのは、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭やペットを飼っているご家庭などでは特に使い勝手が良い機能かもしれません。

Nature Remoにもオートメーションという家電の自動操作機能があります。
興味のある方はこちらをご覧ください!

オートメーションとは何ですか?

5. 自動操作や声での操作での仕組みはどうなっているの?

自動操作や、スマートスピーカーでの音声操作も同様です。

例えば、「30度以上になったら冷房28度、風量自動、風向自動でオン」にする自動制御の設定であれば、

  1. 温度センサーが30度以上になったことを感知
  2. インターネットを通じて、Nature Remo本体に「冷房28度、風量自動、風向自動でオンの情報の赤外線」を送ってくれ!というリクエストが届く
  3. Nature Remoが「冷房28度、風量自動、風向自動でオンの情報の赤外線」が送信される
  4. エアコン本体がその赤外線を受信して、エアコンを「冷房28度、風量自動、風向自動」でオンにする

というように動作します。

スマートスピーカーでも同様で、

  1. 「OK,Google、エアコンをつけて」と呼びかける
  2. インターネットを通じて、Nature Remo本体に「冷房28度、風量自動、風向自動でオンの情報の赤外線」を送ってくれ!というリクエストが届く
  3. Nature Remoが「冷房28度、風量自動、風向自動でオンの情報の赤外線」が送信される
  4. エアコン本体がその赤外線を受信して、エアコンを「冷房28度、風量自動、風向自動」でオンにする

というようになります。

6. スマートリモコンの仕組み、理解できましたか?

Natureスタッフの観点から、スマートリモコンに関して説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

スマートリモコンの一つであるNature Remoは温度・湿度・照度・人感のセンサーを搭載し、Amazon Echo、Google Home、Apple HomePodといった3種類のAIスピーカーから操作することが可能です。

またオートメーション機能といって、豊富なセンサー類を用いた自動制御機能も搭載されています。

2022年9月現在、以下の4つのモデルを販売しています。

  • Nature Remo 3(Remo-1W3)
  • Nature Remo mini 2(Remo-2W2)
  • Nature Remo mini 2 Premium - Black(Remo-2B2)
  • Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue(Remo-2N2)

気になった方は以下から、Nature Remoのモデル別の記事も見てみてください。

【2022/09更新】Nature Remoのモデルごとの違いをスタッフが説明してみた。

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